四万温泉旅行記①
5月6日の朝、新幹線で高崎に向かいました。
喘息はスッキリはしなかったけど、前日に比べたら軽くてトリ的には元気でした。
良かった。
混んでるかと思っていた新幹線はガラガラ。
高崎に着いて、前回一人旅で行った時と同じく上信鉄道の富岡製糸場の入場券付きの、高崎⇄上州富岡間の往復チケットを買いました。
母が一緒なので今回は2枚。
前回も思ったけど、ローカル電車の旅は楽しい。
上州富岡駅についてビックリ。
前は徒歩しかなかったのに、ガイド付きの無料トロリーバスが!
赤くて無茶苦茶可愛い!
ありがたく利用させてもらいました。
駅前も「あい愛プラザ」という富岡製糸場が世界遺産になるまでの事を展示している施設ができてました。
後ほど見学するつもりだったのだけど、時間の関係で見学はできませんでした。
富岡製糸場はというと、こちらも混んでるかと思っていたのに、驚くほど空いていました。
ゴールデンウィーク中の平日の金曜日だったので空いてたみたいで、スタッフの方が5日まではとても混んでたとおっしゃってました。
私と母はいい日に旅行に行ったようです。
富岡製糸場も見学できるところが微妙に変わっていて、東繭置き場が綺麗になってました。
中はギャラリーになっていて、墨絵の現代アートが展示されていた。
墨でかかれた絵が文字でないようで、文字だったりして、面白い展示でした。
前は中に入れたブリュナ館は入れなくなっていました。
以前来た時はブリュナ館でコーヒーを飲んでひと休みして、お土産のシルクの靴下を買った記憶。
お昼は上州富岡駅前のあい愛プラザ併設のカフェでランチしました。
歩き回って疲れた体に大変美味しかったフレッシュジュース。
何が入ってるか聞かなかったのだけど、トリの味覚で分かったのは、小松菜、バナナ、グレープフルーツ、オレンジ。
この手のジュースで小松菜とよく合わせられるリンゴの気配は感じませんでした。
蕎麦粉のガレット。
お食事ガレットを食べたのは初めてだったんだけど、とても美味しかった。
こんな量で足りるかな?と思ったけど、結構お腹いっぱいになるもんですね。
高崎に戻って両毛線と上越線を乗り継いで、宿の最寄駅の中之条駅に。
中之条駅は思ってたよりずっと大きな町でした。
駅前にもお店や高校があって、ちょうど下校時間と重なって賑わっていました。
駅からの景色も、四万温泉までのバスの車窓から見た景色も新緑がキラキラ輝いていてキレイでした。
綺麗な山並みを見てるだけで癒される。
四万温泉には17時くらいに到着。
宿に向かって歩いていると、千と千尋の神隠しのモデルの宿という積善館がありました。
日帰り入浴もあったけど、今夜の宿泊予定の四万たむらもお風呂自慢の宿なので入りませんでした。
見学のみは出来なかったので、外観の写真だけ。
宿泊者じゃなくても利用できそうなカフェやお食事処もありました。
積善館のすぐ奥が、四万たむらの入口だったのだけど・・・
写真じゃ分かりにくいけどものすごーっく急な坂。
昨日よりは喘息が軽いとはいえ、キツイ。
頑張って登って、趣のある入り口が見えてきました。
こちらの入り口は室町時代からの建物だそう。
中に入ると右側にフロントというか、帳場。
奥にはお部屋があって、5月の節句の武者人形などな飾られていました。
この時計、ちゃんと動いていて時刻も少しだけずれてはいたけど概ねあっていました。
武者人形は上の段ほど古いもので、江戸時代の物もあるそうです。
若い頃の秋篠宮様のお写真も飾ってありました。
テニス合宿と書かれていたのだけど、どこにテニスコートがあったのかな?
お部屋の裏には昔の調度品が展示してありました。
こちらが私たちが泊まったお部屋。
広い!
お茶のセットが素敵でした。
お湯のほかに冷水もポットいっぱい用意されていて、その冷水が美味しい!
とても澄んだ味のやわからなお水でした。
お部屋の窓からの素敵な景色。
喘息が出ていたので少し心配してたのだけど、古いお宿でもカビ臭さや埃などは全然なく、ほんとに綺麗にお掃除されていました。
ひと休みした後、お風呂に行ってお食事に。
食事は山桜という個室料亭でいただいたのだけど、美味しいお食事だったけども。
一品づつ出てくる形式なのに、中々次のお料理が出てこなくて何度も内線で次のお料理をお願いした。
そして時間がかかり過ぎてメインが来る前に途中でお腹いっぱいに。
そんなに時間かかるなら最初から全部出てる形式のお食事が良かったなぁ。
それだけが不満でしたが、お部屋は清潔でお風呂も趣あって色々なところに気遣いを感じる概ね満足なお宿でした。