鉄道文化むらに着いて、まず見に行ったのはアプトの道の由来にもなったアプト式の線路です。
5メートルないかなというような短い線路が展示されていました。
このギザギザが正確に車輪と噛み合って坂道を登っていくってすごい技術だなって思います。
アプトの道を途中までとはいえ実際に歩いてみましたが、思っていたよりずっとゆったりした上り坂がずっと続いていました。
この図で言うと、丸山信号所というところが旧丸山変電所跡でしょうか。
となると勾配があるあたりも少し歩いたことになりますが、そこまでの勾配ではなかったです。
起点の横川駅から旧丸山変電所跡までもほんの少し勾配はあったけど、旧丸山変電所跡から峠の湯までもそこまでひどい勾配ではなかったです。
前を見て歩いてる分には気づかないけど、振り返ってみたら坂道だったって感じのゆったりした勾配でした。
上の方に行ったらもっと急勾配になるのかもしれませんが、図で見る限り同じような勾配っぽいですね。
今の電車だったら物ともしない坂道かもしれない。
けど当時は車両自体も重いし、燃料に石炭も積んでたでしょうから汽車にとってはキツイ勾配で、こういった技術が生み出されたんだろうなと感慨にふけってしまいました。
鉄道文化むらには色々な昔の電車が展示されていました。
中に入れる車両もいくつかありました。
この給水機、おばさんのトリが微かに記憶にある程度の物。
でも懐かしくて写真撮っちゃった。
折りたたまれた紙コップを広げてセットしてボタンを押すと冷たい水が出てきた記憶です。
展示を楽しんで、入場口へ。
トロッコで乗り入れてしまったので入口から入っていません笑
ここからは写真はないのだけど、この旅、まだ続きがあります。
なぜ写真がないかというと、写真撮影禁止のだったからです。
行きたがっていたガトーフェスタハラダの工場見学です。
新町駅から徒歩15分ほどでガトーフェスタハラダの本社工場があります。
徒歩15分・・・多分20分はかかるだろうなと予測。
こういうのは大体、アクセス案内で出てる分数よりも時間がかかるもんです。
なのでアプトの道散策でクタクタな私たちはタクシーで行きました。
タクシーで1メーターって距離でしたが、歩いたらやっぱり20分かな笑
工場見学は無料なので夏休みなのもあって、すごく混んでいました。
入口を入って、受付で見学をお願いすると試食のラスクを1枚くれます。
ラスクを食べてからエレベーターで4階へ。
見学できるのは4階と3階です。
3階も4階も長い廊下をまっすぐあるいて見学です。
午後4時を過ぎていたのでフランスパンを焼く工程は終了していて、ラスクを作っている工程と機械を見学できました。
私が見たかったのは終了してたフランスパンを焼く工程だったのでちょっと残念だったけど運よく社員の方がおられて、機械の説明とか聞かせてくださいました。
見学できるところは思ってたより少なくて、見学だけなら10分くらいで終わっちゃうかもですが、工場見学のメインは見学ではない笑
3階で焼き立てのフランスパンにシュガーバターをかけてバーナーで炙ったものを食べさせてくれるんです。
この工場見学のメインはここだと思う笑
フランスパンはふわふわで、シュガーバターは香ばしくて大変美味しかったです。
ドリンクサーバーもあってお茶類も飲めるようになっていたようなんだけど、混んでいて列になってたので飲みませんでした。
見学を終えてお土産を買って、帰りもタクシーなので行きのタクシーのドライバーさんに帰りもお願いしたいって伝えて「タクシーのご用命は!」っていう電話番号の書かれた名刺をもらっていました。
その番号に電話したら違う地域の営業所なのでと断られた(^^;
ええー!
ドライバーさんだって「是非呼んでください」って言ってたのに~!
断られたものは仕方ないのでスマホで調べて別のタクシー会社に電話して迎えに来てもらいました。
帰りは1メータよりちょっとかかりました。
道が混んでいたので仕方ない。
体を動かして良く食べて、良く笑って、良い1日でした。